ホームページを使い分けよう!

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バッシ―飯田
バッシ―飯田

皆さん、はじめまして! バッシー飯田です。

今日はホームページについて、つらつらと書きたいと思います。

年号が令和になって2回目のクリスマスがやってくる今日この頃、企業や店舗のことを調べようと思ったら、「とりあえずネットで検索してみよう」ってなると思います。

もはやホームページがないと「その会社、その店は存在しない」とも思われがちな世の中です。

なので、皆さん色々な思いを込めて、ホームページをガッツリ作り込まれていることと思いますが、ついつい「あれもこれも」と色んなコンテンツを詰め込み過ぎていませんか?

今日は、そんな欲張りな皆さんに向けて、ユーザー目線に立ったホームページの“使い分け”方を見ていきたいと思います。

はじめに

私、普段は企業や店舗のホームページをリニューアルしたり、たまに新規で作ったりってことを仕事にしてるんですけど、現場でよく見かけるお客様の要望に

「1ページにコンテンツを“あれもこれも“載せようとする」
「B2B情報、B2C情報、採用情報から果ては社内向け情報まで載せようとする」

ということが多々あります。
いや、お気持ちはわかります。

「ページ数を減らせば、制作費が安く抑えられるんじゃないか」
「せっかくリニューアルするんだから、当社の色んな顔を存分に伝えたい」
「最初は予定してなかったけど、社内調整するのは面倒だから、ついでにこれも掲載しよう」

ってことだと思います。
でも、これ逆効果です。

まず「コンテンツを統合してページを減らせば、制作費も削減できる」ことにはなりません。ざっくり言うと制作費はコーディングの量に影響を受けます。ページ数を単純に減らしても、全体のコーディング量が変わらないのであれば基本的に制作費は同じだと思ってください。

だったら、見やすいよう内容ごとにページを分けた方が読みやすいです。「読んでみよう」と思ってもらえるわけです。検索エンジン対策の点から見ても、内容を細かく切った方がユーザー想いなホームページになると思います。

皆さん、ネットで情報を探すときは複数のキーワードを並べて、自分が探したい情報を出来るだけピンポイントでヒットさせようと検索すると思います。

テーマごとにページを分けて作った方が、ユーザーは「見つけやすい・読みやすい」ですし、管理する方もアクセス分析をする時に、どのコンテンツが人気なのかを分析しやすくなるというメリットがあります。

実例で見る!目的別・ターゲット別サイトの使い分け

次に「色んな人に対して色んな当社の魅力を伝えたい」という欲張りな方には、「ターゲットごと、ソリューションごとにサイトを作り分ける」ことをおススメします。イメージしやすいように具体例を挙げると、経済産業省がやっている「Go To商店街」の公式サイトってご覧になったことはありますか?

まず経済産業省の公式サイトはこちらです。

でもGo To商店街のことだけを見たい人には、“余計な”情報が山盛りになっているように見えますよね。そこで、Go To商店街を利用したいユーザーごとにサイトを細分化しています。

またターゲットごとにサイトを分けることで、サイトデザインも対象者にあったものに出来るので分かりやすいビジュアルに特化できますね。

この具体例として外務省があげられます。外務省の公式サイトはこちらです。その中に、子供向けの外務省公式サイト「キッズ外務省」があります。アニメっぽいキャラクターを使ったり、漢字にふりがなを振っているほか、コンテンツも子供達が興味を持つものに絞って載せてます。

今回は載せられませんが一般企業の例として、某自動車メーカーでは、企業情報を載せた公式サイトのほかに、自動車だけの情報を集めたサイト、さらには子供と乗れる自動車・ペットと乗れる自動車のサイトという風にソリューションごとに公式サイトを作り分けています。皆さんで検索してみてください。

このように、サイトを小分けにすることで

  • ユーザー側は自分の興味ある情報だけがまとまっているので見やすい
  • 運営側はサイトのコンテンツやデザインをターゲットごとにブランディングできて、情報が刺さりやすいよう見せられる

といったメリットがあります。

まとめ

ホームページは1社1つというわけではありません。ソリューションごと、ターゲットごとに使い分けて試しながら育てていける道具です。他社のホームページも参考にすると、目的や使い分けのコツが掴めるかもしれませんね。

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