突然ですが、商品やサービスの紹介に使われるパンフレットに動画が入れられるのを知っていますか。といってもこれはパンフレットはパンフレットでも、WEBパンフレットの話。パソコンやスマートフォンで閲覧できるWEBパンフレットには、従来のPDF化したパンフレットよりも自由に作れて自由に使える利点があります。今回はそんなWEBパンフレットのことについて紹介いたします。
WEBパンフレットの特徴
よく商品の取扱説明書や会社紹介などにリアルで配布しているパンフレットをそのままPDF化したものを掲載している企業サイトってありますよね。そういったPDFファイルとWEBパンフレットはまったく違うコンテンツです。
WEBパンフレットの主な特徴としては以下のものが挙げられます。
【WEBパンフレットの特徴】
- 動画やGoogle Mapなどの要素を盛り込める
- 公開した後でも自由に修正
- 編集できる
- 専用のソフトがなくても閲覧できる
- デバイスごとに画面表示が最適化される
特に動画などを挿入できる点は、WEBコンテンツ最大のメリットといえます。どうしても文章や画像だけでは伝えにくかった情報も、動きや音声を交えることでよりリアルな内容で伝えられます。更に文章や画像にリンクを挿入することで、ユーザーにクリックやタップしてもらって外部のLPサイトなどへ誘導させることもできます。
パソコンやスマホなど表示させるデバイスに合わせて、画面サイズなどが最適化されるので常に読みやすい状態で閲覧できるのも便利ですね。
またページを送るアニメーションをWEBパンフレットに追加できるので、PDFにはなかった本のページを一枚一枚めくる感覚をバーチャルで再現できます。
コロナ禍の今、オンライン会議やウェビナーが定着してきているのでそうしたWEBミーティングでの資料としても役立ちますね。
WEBパンフレットを作る時のポイント
① できるだけ容量をおさえよう
WEBパンフレットを構成する要素はHTMLやCSSなど一般的なWEBページと同じなので、通常はそれほど読み込みに時間はかかりません。しかし動画や音声などのコンテンツを挿入している場合、その分ファイル容量が重くなってしまう危険性があります。
一般的にWEBページなどは読み込みに3秒以上、時間がかかるとページを離脱する人の割合が上がるといわれています。より読み込み速度を上げるため、無駄に動画などを貼りすぎないよう注意しましょう。
② アクセス分析の設定をしよう
WEBパンフレットのダウンロードリンクを掲載したページには、アクセス分析用のトラッキングコードを挿入したほうがよいでしょう。
アクセス分析とはサイトにアクセスしたWEBユーザーの属性などの情報を分析することで、Google Analyticsなどの種類があります。これにより、どれくらいの閲覧者がいてどんな人がいるか簡単に調査できるようになりますよ。
「当社でアクセス分析を始めたときの様子は別記事にて公開しています!」
WEBパンフレットの作成手順
WEBパンフレットを作成するツールとしては、既存のPDFをデジタルブックに変換するタイプのものが広く使われています。すでに店頭などで配布しているパンフレットをWEB上に掲載したいという場合には便利ですが、そのような紙媒体のものを元から展開していない場合なら、パソコンで一からWEBパンフレットを作るほうが手っ取り早いです。
WEBパンフレットを作るにはHTMLやCSSを使いこなせるスキルが必要です。もし会社内でそういったスキルに長けた人材がいない場合、外部に発注するのも一つの手ですよ。
まとめ
旅行パンフレットやギフトカタログなどに自由に動画を入れて、分かりやすく情報を伝えられるのは面白い機能ですね。オンライン会合などで配布しやすい面からもWEBパンフレットは今後どんどん定着していく可能性があります。
余談ですが、東洋美術印刷ではCRMサイトや動画の制作を通じてデジタルブックの制作をサポートできます。
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