TABF(TOKYO ART BOOK FAIR)に行ってきました

アート・クリエイティブ
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国内最大のアートブックフェア、リアルとバーチャルで開催。

去年の10/28(木)〜31日(日)に東京都現代美術館にて開催されましたTABF(TOKYO ART BOOK FAIR)[注1]に行ってきました。毎年開催される国内最大規模のアートブックフェア、昨年はコロナ禍でオンライン開催のみとなり、今年は完全予約制でリアルとバーチャルの両開催となりました。

アートブックのイベントですから、やはり趣向をこらした出品を手に取って見てみたい、購入したいと多くの人が感じていたことから、予約制ながらも皆様待ちわびていた様子で、各ブースは見学客で盛況でした。

東欧やアジア圏からの出展も目立ち、当フェアの注目度の高さも感じられました。

図録、写真集、詩集、ZINEの見本市

SNSやブログによる個人からの情報発信が普通になった今、「本」という形式にこだわって「伝えたい」出展者と愛好者が集うART BOOK FAIR。

それは正に図録、写真集、詩集、ZINEの見本市でした。「本」という現物で「伝えたい、残したい、形にしたい、発表したい、面白い本が欲しい」という想いが会場に満ちていました。

かつてミニコミブームがあって、フリーペーパーブームがあって、デジタルの時代になっても、この表現方法が好きでこだわりを持って続けている人も、新しく参入する人も、形にするのをサポートする人もいる。会場を回っていてそんな考えが頭をよぎりました。

懐かしくも新しい、そして今を感じるART BOOK、カッコよくて新鮮に感じる出逢いも多々ありました!

中でも、力士入門から現役時代、引退して板前に、そして少年相撲指導員という力士人生ドキュメント写真集の造本が素晴らしかったです。

そしてなぜか似顔絵Tシャツやニットが展示されていて、何かと思ったら肖像編み物の本のブースでした。モチーフのクセがありすぎてツボにはまってしまいました。

本やZINEを創るということ

伝えたい想い、残したい想い、表現したい佇まい。私達は美術印刷ソリューションやデジタル小ロット印刷で本という形にして世に出すお手伝いをします。

長年の制作経験と専門知識をもって美術館から個人の作家様まで、図録や記念誌・自分史、ZINEなどの制作印刷サポートをしています。しかし、安価なネットプリントと違い、私達は依頼主様とのヒアリングセッションを大切にしています。こだわりのポイント、表現したい唯一無二の特徴。
時にはインタビューのように生き様をお話し頂く感じになることもあります。そこから最適な印刷方式や用紙や造本の選定、デザインテイストを決めていくヒントが得られるからです。

依頼主様と共に、「特別な一冊」を創り上げていく。その過程は時間と根気のいるものですが、本が完成した時の喜びは依頼主様も私達も格別です

どうですか、私達と「特別な一冊」を創ってみませんか?

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[注1] TABF(TOKYO ART BOOK FAIR)

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